| What's New | Profile | Discography | Short Essay | Diary | Links | Home & Schedule |
![]()
気球に乗って
世界三大瀑布ビクトリアの滝にて
バオバヴの木の下で
|
第14回(日食ツアー記念号)ミラビリア「奇跡」
間もなく梅雨が明けて、本格的な夏がやってきます。
日本の夏ってどうしてジトーっと暑いのでしょうか。
私が日食ツアーで行ってきたアフリカは、日中は目が
痛くなるほどの強い日差しですが、からっとしています。
そして朝、夕は長袖でも寒いくらいに冷え込むのです。
そう、南半球は今、冬なのです!
14時、ソーラ−フィルターで太陽を見た。月のように黄色く
見える太陽が・・・あ、少し欠けてる・・!
やはり日食はおこるのか?!でもまだまだ明るいぞ!
14時25分、もうすぐ半分欠ける。ジンバブエの人達が
ぞろぞろ集まって来て、衛星通信システムや、
日本人の望遠鏡を珍しそうに覗いたりしている。
まだまだ暑いし、目の下や鼻が日焼けしてひりひりしてる。
14時48分、半月、いや半陽になった。
不思議に、まぶしさ、暑さがマシになってきた。
明るいけど、なんだか涼しくなってきたぞ・・・!
14時53分、ちょうど、バナナのような形。
なんか肌寒くなってきた。夕方のようだ。
14時55分、テレビ朝日のニュースステーション向けの
放送がスタートした。尾久土さんが解説している。
衛星通信システムで日本まで届くなんて、すごい!!
この機械の前をあやまって横切ったら、電子レンジで
チンした状態になるので、要注意と警告されていたな。
15 時01分、とうとう爪くらい細くなった!
あと10分で皆既だ。
15時15分、皆既の始まり。
とても信じられないけど、本当に暗くなり、星が見えている。
神秘的で息を呑む美しさのダイヤモンドリングから、
真っ黒の太陽が白いコロナにポッカリ浮かんでいる姿が見えた!
わあ〜、なんだこれは!!全身の鳥肌の後、涙が溢れ出し、
声をあげて泣いてる私がいる・・・。涙が止まらなかった・・。
白いコロナの中に赤いルビーのようなきれいな点がいくつか
見えてきた。プロミネンスという物らしい。
双眼鏡でも一応見てみたけど、いえいえ、肉眼で見るのが
一番美しかった3分間・・・。
そして今度は下のほうに、ダイヤモンドリングが現れた。
また美しくて泣けてきた・・・。
せっかくお化粧したのに(全世界にインターネットで流れるので・・)
泣きじゃくってボロボロ・・。
どうしようと思ってたら、「まもなく本番です。スタンバイ願います!」
の声。顔はあきらめた・・。
甲斐恵美子さんのソロから、
日食テーマ曲、ミラビリアのイントロが流れる・・!
ミラビリアとは英語のMiracle、そう、奇跡の意味です。
奇跡のように素晴らしい日食を、たった今体験できた私!
ジンバブエの人達に囲まれる中、神聖なる太陽に捧ぐ、
そんな感謝の気持ちを込めて歌い上げました。
偉大なる自然の神秘、今も私はこの体験を語るたびに
鳥肌が立ち、日食の映像を見るたびに、
涙がこぼれるのです。
魂の奥深く、全身で受けとめた感動が
記憶されているのだと思います。
日食は一度体験すると病み付きになる、という話を笑い飛ばして
いた私ですが、冗談では済まなくなってきました。
次回のオーストラリアもきっと・・!
このエッセイを読んで感動してくださった方、来年一緒に
この感動を分かち合いませんか・・!
と言うわけで、今月の一曲は甲斐恵美子さんのオリジナル曲に
さづかるりこさんが詩をつけて下さった
「ミラビリア」(奇跡)を紹介いたします。
Mirabilia
Lisa ! the sun of nature wilderness
Risin' the sun Eshu Leguba !
Lisa ! give us Mirabilia,
【訳】
新しい日々は、平和、愛、思いやり 、情熱を秘めて
舞い上がれ!太陽!
Lisa!私達に奇跡を起こしておくれ!
(抜粋)
今回のライブでも一番盛り上がった、テンポのある
ラテンタッチながらも神秘的な曲です。
残念ながら、CDでは未発表で、
いまのところ予定も立っていません。
近いうちにトラペジウム第二弾として録音できるとうれしいな。
いえ、奇跡は起こるのです!!
多くの人に聞いてもらえる日が来る事を願いつつ、
今月の「日食体験記」エッセイの幕を閉じたいと思います。
又、来月をお楽しみに!
2001年暑い暑い日本で 中谷 泰子
|