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第24回 Back to my arms(2002-2003/冬号)

師走に入り、すっかり冬らしくなってきました。

11月に全曲オリジナルの甲斐恵美子(P)さんのアルバム、 「ララバイオブミューゼス」のCDが発売になりました。 通して聞くと本当に素晴らしいストーリーです。 その中で、私は3曲全くシーンの違う歌で登場させてもらいました。 長いライナーノーツには曲に従ってミューゼスの旅の様子が書かれていて、 科学も学習できる楽しいアルバムとなっています。お店のBGMにも家事のお供にも もちろん夜のくつろぎタイムにもピッタリで、私も聞くたびに美しいサウンドと 二胡の素朴な音色に心洗われています。是非御一聴下さいね。 ライラレコーズ(私のHPからリンクはってます)のHPから通販できますよ。 今回は、このアルバムから「Back to my arms」という4年の旅を終えて帰って来 るミューゼスに「おかえり!よく帰って来たね。又旅立つ日迄、ゆっくりおやすみ」と いう曲を選びました。

私自身も今年は「Back to my arms」というキーワードにピッタリの事件がありまし た。 少しダイアリーにも書きましたが、昔やってた「ピアノ弾き語り」を 形を変えて再びがんばってみようという機会に遭遇したことです。 私はここ10年ほど、弾き語りでボサノバやポップスを演奏して来ましたが、 立って歌うシンガーが本業と思っていたので、自分がピアノを弾くなんて 本職のピアニストに失礼だと(?)バンドと一緒にはやったことはありませんでし た。

そして、ある事件が起こったのです。 名古屋のライブスポット「メリーポピンズ」向かう車の中で、ファンの方から頂いた CDを聞いていました。 私はそれを何故かドリスデイのCDと信じ込んでいたのです。 しかし!デジタル録音の音をしていて、年老いたドリスが歌ってるにしては声が若す ぎるのです・・・。 改めてクレジットを見てみると、CD名「ドリス&ミー」 演奏:ジャネットサイデ ルトリオと書いてあるではないですか!! 「え〜?うっそ〜〜?!ドリスデイそっくりさんの弾き語りトリオなのぉ??」

それがジャネットサイデルさんとの出会いでした。その後CDショップに行くと、な んと「ペギー・リーに捧ぐ」というアルバムで 今人気上昇中の人だという事がわかりました。(そのアルバムはジャケットもカッコ 良かった!) 彼女はオーストラリアのホテルで弾き語りの仕事をしてた人だとわかり、 「同じような経歴の中谷さんも、難しく考えずピアノを弾いて歌ったら?」「そうそ う!できるよ。」というプロデューサー&メンバーの一言で さっそく、「メリーポピンズ」でやるはめに・・!! もちろん、歌いながら弾くのだから規制はいっぱいあります。 ピアニストのように上手く弾くのではなく、自分の歌を歌いやすくなるように弾く・ ・・と考えるようにして ‘弾き語り’することに納得したのです。 まだまだこれからクリスマスシーズンで忙しくなるのでピアノの特訓はできませんが 来春製作予定のCDはそんなスタイルで録音するかもしれません・・・! 2003年新しい挑戦にご期待を・・・??

あと、「Back to my arms」といえば母校、春日丘高校とも縁が復活した一年でし た。同窓イベントに出演させてもらえた おかげでたくさんの先輩方とも知り合え、ライブにもよく来て下さるようになりまし た。 つい先日も、東京のライブにたまたま聞きに来て下さったお客様の中に先輩がおられ たのです! 初めて出会った方と高校の話題に花が咲きました。 又、私がよく出演させてもらってる新宿「J」のスタッフの女の子が、大先輩の娘さ んの親友だったという 楽しい出会いもありました。

では、その二胡で美しいテーマを奏でた後に、私のちょっぴりソウルフルな唱法で歌 い上げた 「Back to my arms」をお送りしましょう。

あなたは地球を飛び出して、たくさんの素晴らしいことに出会ったのね。
おかえりなさい!私の胸のにその痩せた身体をうずめて。
これからはいつも一緒よ。愛しい声も聞けるわ。
さあ、目を閉じて。私の中のぬくもりを感じるでしょ。
一緒に祈りましょう。一緒に歩きましょう。
またいつか飛び立つその日まで。
さあ見せて、そのすばらしいエネルギーと、そして、愛を。(訳:中谷)
何かのきっかけで、ふと立ち止まった時、みなさんにも 私みたいに、昔のことが形を変えて現れるかもしれません。 それを目に留め、大切にしていくことが、今まで生きてきたパワーと つながって、もっとステキな未来へつながる気がする中谷泰子でした。

2002年12月1日 クリスマスを前に


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