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サックスを吹く「まね」をする尾久土氏
(昔クラリネットを吹いていたので音くらい出せます(本人談)




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第29回 コートにすみれを♪(2004年春号(4月))

 今回のエッセイは ライラレコーズの尾久土氏をちょっぴり紹介します。 元天文台長なので、星や月のお話を聞けます。これがまた 面白おかしく、日常を離れたスケールの大きな宇宙の話で、笑って癒されて 為になる、まだ未体験の方は必聴の価値あり!です。

 去年は、「星空トーク&ライブ」を大阪のクラシックホールで一年間、 定期的に開催してました。今年も、来年も各地のイベントに出演予定です。 尾久土さんは、素晴らしい星空の下にぴったりの音楽を求めて、自分で プロデュースしてCDを作ってしまったユニークな方です。(それがデビューアルバム 「今夜教えて」の 誕生となりました) 現在は和歌山大学の教授となって、全国を飛び回る超多忙な 日々を送ってられます。 最近では、関西のライブではなく、東京のライブに顔を出してくださる程度で、寂し い限りです。 しかし、彼との出会い、プロデュースがなければ、今の私はありませんでした。 東京や名古屋でも歌えてなかったです。 CDを出せたおかげで関西以外のライブハウスやイベントで各地にツアーへも行けまし た。本当に私の恩人と感謝しています。

 今年は尾久土さんに作ってもらった縁を元に、大阪の仲間や(Bs西垣くんや、Fl森本 さんetc)、一人で毎月東京にライブに行くことに決めて、実行しつつあります。 定期的に出演させてくださるお店も少しずつですが、増えつつあります。

今回のアルバムには、リラックスして、私の歌の原点となるような曲、 リクエストを頂いて、歌って曲などが入っています。 そんな一曲がマットデニスの名曲「コートにすみれを」でした。 尾久土さんが以前から「歌ってほしい」と言われてて、私が聞かないふりをしてた曲 です・・笑 

まず第一にこの曲のメロディーラインが美しいのに超困難なこと。 何人かの歌唱を聞きましたが、ちゃんとごまかさずに歌えてる人の少ないこと・・。 マットデニスは作曲家で弾き語りの名手です。私も弾き語るんだから、 バース(歌の前にリズムなしで説明するように歌うところ)が必須です。これがまた 難解なフレーズ。 素敵だけど避けたい難曲でした。 詩がまた心打つ素晴らしさです。 もともと男性が歌う曲なので、一部違った解釈で歌っていて、ライナーノーツの高田 氏のアドバイスで、録音し直したというエピソード有りです。 しかし、こういう奥深い曲こそ、歌えば歌うほどハマッて好きになっていくものだと 気付いたのです。 まるでそう、スルメイカのごとく・・です(笑)魔性の曲というべきか。。 そういう気持ちが伝わるのでしょうか、あまり一般的には知られてない曲なのに、 ライブでの人気が高いのです。まだ聴いてないアナタのために対訳を・・。

♪コートにすみれを

  寒い冬のニューヨークが舞台の出来事。
  恋人未満だったカップルが歩いています。
  彼が、薄紫のすみれの花を取り出し、
  彼女のコートの襟にプレゼントしたのです。
  その瞬間、冬はふんわりと春になり、
  二人は完全に恋に落ちたのです・・・。

あ〜素敵!女性にとってはタメ息のでるようなロマンチックなシーンです。 こんな男性って今時、少ない?!もしかしていない?! いえいえ、私のCDを聴いてファンになって下さるアナタは、きっと・・!! この冬、好きな人の前で是非試してみて。。笑

2004年4月録音を終えて


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